佐野　忠克Sano, Tadakatsu

佐野忠克は京都大学法学部卒業後、通商産業省（現在の経済産業省）に入省。細川総理秘書官、貿易局長、大臣官房長、通商政策局長等を歴任し、2004年経済産業審議官で退官しました。貿易信用保険制度の新スキーム設立、メキシコおよびシンガポールとの経済協定締結、WTO、米国、EU、中国等との貿易交渉等に尽力しました。

2006年にジョーンズ・デイに参加しました。2009年9月に鳩山総理首席秘書官に任命され、政権に参画しましたが、2010年6月鳩山総理の辞職とともに退任し、同年7月に復帰しました。

ジョーンズ・デイにおいては、複数の企業の訴訟代理人を務めています。また、米国や日本の安全保障貿易管理や外国公務員汚職規制競争法にかかるコンプライアンス等の法的アドバイス、およびさまざまな多国間／二カ国間貿易交渉についてのアドバイスをおこなっています。なお、内外の企業の社外取締役を務めています。主な取扱分野は、WTO、安全保障貿易、情報通信関連規制、航空関連規制、製品安全、割賦販売、外資規制、エネルギー・環境、競争法等の政府規制分野です。貿易や法務関係の記事を日本経済新聞等に寄稿しています。また、多くの国際会議で講演をおこなっています。

日本語、英語、及びフランス語が堪能です。