雇用者/被雇用者間の競業避止義務条項に対する最近のFTCの措置に関するFAQ
2023年1月初旬、米国連邦取引委員会(以下、「FTC」)は、ほとんどの雇用者/被雇用者間の競業避止義務を規制する前例のない規則を提案しました。以下に詳述するように、この規則の発効は、FTCの規則発効権限に対する異議申し立ての可能性を考慮すると、少なくとも8カ月、(発効するとしても)それ以上先になる可能性があります。また、直近の問題として、FTCは、雇用者/被雇用者間の競業避止義務がFTC法第5条に違反するとして、3社および2名の個人に対して訴えを提起し、和解しています。
当事務所は、この競業避止義務条項に関する問題について、ホワイトペーパーを作成し、(i)提案された禁止事項とFTCの最近の事例の要約、(ii) FTCによる調査のリスクを最小限に抑える方法、(iii) FTCの最近の行動によって生じた不確実性にどう対応すべきか(過剰反応の回避)について、各企業向けのガイダンスを提供しています。
本ホワイトペーパーは、アメリカに活動拠点を有する日本企業にとって重要なトピックと考えられることから紹介する次第です。詳細は、Jones Day White Paper “FAQs for Recent FTC Actions Against Employer/Employee Non-Compete Clauses”(オリジナル英語版)をご参照ください。
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