クリス・アハーンは、20年以上にわたり、オーストラリアにおける会社法その他のコーポレート分野に関するアドバイスを行っており、特に、テクノロジーおよびエネルギー分野のM&Aに重点的に取り組んでいます。
アハーンは、世界的企業ランキングである「Fortune 500」のランクイン企業の案件を数多く手掛けており、スキーム・オブ・アレンジメントを用いた裁判所の認可に基づく合併、ベンチャー・キャピタル、ディベロップメント・キャピタル投資、私募、非公開化取引、非上場企業のM&A取引に至るまで、あらゆるM&A取引に関する幅広い経験を有しています。KKRによる220億ドルでのFirst Data Corporationの買収、Lowe's Home Improvementによるオーストラリア最大の小売業者との間の数十億ドル規模のジョイントベンチャー、USGによるBoralとの間の25億ドル規模のアジア全域におけるジョイントベンチャーや、テクノロジーおよびエネルギー分野における買収案件を数多く取り扱っています。
また、アハーンは、LucentによるOne-Telの25億ドル規模の破綻処理(One-Telの資産の大部分を管理する管財人の選任およびその後の整理を含みます。)、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスによる同社の破綻処理(同社と債務担保証券(CDO)保有者間の会社調整契約(DOCA)に関するアドバイスを含みます。)、サイラス・キャピタルによるオーストラリア第2の航空会社であるヴァージン・オーストラリアへの入札を担当しており、ディストレストM&Aの分野でも豊富な経験を有しています。
さらに、テクノロジーやフィンテック分野におけるジョイントベンチャー(法人形態であるか否かを問いません。)や複雑な提携関係の取決めについてもアドバイスを行っており、オープンソースソフトウェアに関する義務、決済処理、共同開発の取決め等、これらの取引の過程で生じる知的財産権やソフトウェアライセンスの問題にも精通しています。
アハーンは、2006年にジョーンズ・デイに入所し、オーストラリアにおける法律業務を担当しており、2001年以降、国際的な格付けであるChambersにLeading Lawyerとして掲載されています。また、ジョーンズ・デイへの入所前は、オーストラリアの法律事務所でパートナーを務めていました。
担当案件
- ニューサウスウェールズ大学(1988年学士、1991年LL.B.)、シドニー大学(1996年、LL.M.)
- ニューサウスウェールズ州事務弁護士、オーストラリア高等裁判所事務弁護士、外国法事務弁護士(第一東京弁護士会)
Chambers Global — ranked as a leading lawyer for TMT: information technology