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オーストラリア、2021年海洋電力インフラ法案を提出

オーストラリアでは、海洋再生可能エネルギープロジェクトに対する規制の枠組みがないため、この分野への投資はほとんど行われていませんでした。2020年、オーストラリア政府は、海洋再生可能エネルギープロジェクトのための規制の枠組みを構築することを約束しました。

2021年9月2日、2021年海洋電力インフラ法案がオーストラリア議会に提出されました。本法案は、沿岸から3海里以遠の連邦の水域における海洋の電力インフラプロジェクトの建設、試運転(及び廃棄)、操業及び保守を規制することを意図しています。

本法案は、可決されれば、オーストラリアの海洋再生可能エネルギー分野への投資を促進するために必要な規制上の確実性及び許認可に関する方針を提供することが期待されます。本法案により、そのほとんどが洋上風力発電プロジェクトへの投資になると予想されていますが、オーストラリアの海洋再生可能エネルギー分野への数十億ドル規模の投資が可能になります。

本コメンタリーは、オーストラリアでの再生可能エネルギー事業への投資を検討している日本企業にも関心のあるトピックと考えられることから紹介する次第です。詳細は、Jones Day COMMENTARIES “Australia Introduces the Offshore Electricity Infrastructure Bill 2021”(オリジナル英語版)をご参照下さい。

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