M&A/PEの分野における2022年の振り返りと2023年の予測
記録的な年となった2021年が終わり、2022年には取引の動きが37%も減少しました。これは2001年以来最大の前年比減少率となりました。しかしながら、困難で不確実な資金調達市場、ウクライナ紛争、インフレ、継続的なCOVID-19パンデミックの影響、サプライチェーンの問題、敵対的な規制当局など、2022年におけるあらゆる逆風に直面しながらも、M&A市場は多くの面で予想以上に持ちこたえました。
このアップデートでは、2022年に経験し、2023年においても引き続き広がりを見せている多くの課題を取り上げています。この課題には、新しいユニバーサル・プロキシー・カードに関する規則(新たな委任状投票規則)から、競争法の審査の強化、全世界的に拡大しているFDI(対内直接投資)審査制度、過半数を保有していない少数株主が支配株主とされ得るのかという激しい議論の的となっている論点まで、多岐にわたるものが含まれます。
このような背景から、ジョーンズ・デイは、カーブアウト、スピンオフ、ジョイント・ベンチャー、上場企業買収、クロスボーダー取引など、非常に重要かつ複雑な取引について重ねて依頼を受けるようになりました。このアップデートでは、幅広い事業セクターにわたりジョーンズ・デイが手掛けた2022年の案件のいくつかを紹介します。
このアップデートは、M&A/PEの分野に関心を有する日本企業にも関心が高いトピックと考えられることから紹介する次第です。詳細は、下記の添付資料もしくはJones Day White Paper “2022 Annual M&A/PE Review and 2023 Forecast”(オリジナル英語版)をご参照下さい。
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